リクルート住まいカンパニー Tech Blog

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ユーザー体験を理解し、共感できるUXルーム

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UX・制作グループの葛田です。業務では主にサービスのUXデザインやプロダクトの画面設計をおこなっています。

今回は住まいカンパニーのオフィス内に設置されたUXルームについてご紹介させていただきます。  

UXルームとは、ユーザーがどのように、なにを考えながらサービスを使っているのかを観察できる部屋です。 f:id:recruit-sumai:20170310112755j:plain  

ここ住まいカンパニーでは、UXルームを新たに設置し、自社サービスのユーザー体験をあきらかにするとともに、得られたヒントを日々のサービス開発に活かしています。

きょうはUXルーム設置の背景とそのこだわりについてご紹介します。

 

「社内リソースを最大限に活用!手作りのUXルーム」

UXルームを設置する前も、サービスのユーザビリティ調査は実施していました。

限られた社内リソースをフル活用して、手作りでUXルームを設計していたのです。 f:id:recruit-sumai:20170310112813j:plain  

しかし当時、このUXルームの準備は3人がかりで半日かかってしまうほど大掛かりなものでした。

通常の会議室を仕切りで2つに分け、モニター用のディスプレイを複数用意し、テスト端末をそれぞれケーブルで接続し、表示を確認・・・想像以上にタフで繊細な作業でした。

そこで、UXルームを常設できないかという話が浮上してきました。

 

「ユーザーがリラックスできる空間づくり」

ユーザビリティ調査では、被験者は一般のユーザーにお願いしています。

このような調査ではユーザーにいつもどおりの操作をしてもらうことが大事になります。

そのため、調査をおこなう部屋はなるべくユーザーに緊張を与えないようにアットホームなつくりになっています。 f:id:recruit-sumai:20170310112855j:plain  

「アイデアやひらめきは熱いうちに打つ」

ユーザーのいる部屋には複数のカメラやマイク、デバイス端末が用意され、その様子を別室のモニターに映し出します。

別室では、その様子をみてすぐに議論ができるように、付箋などがセットになったツールキット(通称:UXボックス)やホワイトボードなど常備しています。 f:id:recruit-sumai:20170310112957j:plain

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「UXルームを設置したことで得られたもの」

これまで数多くの調査を外部の会社にお願いしていました。

UXルームの設置によって、内製化できる調査は自分たちで実施することで、調査コストの削減につながっています。

また、社内にUXルームがあることで、調査を実施しやすくなるほかに、UXデザイン思想の認知や浸透にも役立っています。

 

「ユーザーがサービスの問題に直面する瞬間に立ち会える」

ユーザーから支持されるサービスを開発するためには、ユーザーの声を聞くことは不可欠です。

UXルームはそのユーザーの声を聞き、ユーザー体験を理解する場です。

 

”ユーザーはスマホでみる物件画像が小さかったので、いつも指で画像を拡大してみている”

”画面下部にある「検索する」ボタンまで、たくさんスクロールしないといけないのでめんどう”

”物件の詳細ページがなかなか表示されず、検索をやめてしまった”

 

UXルームは、サービス運営者自身がユーザーの抱える問題を目の当たりにし、共感できる空間でもあります。

ユーザー体験を追求し、人々の暮らしを豊かにするサービス開発により一層注力していきたいと考えています。