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Unity CardBoard SDKを使った簡単なVRアプリ開発 in Android

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こんにちは、スマートデバイス戦略開発グループの shimada です。 普段はモバイルアプリ開発などをメインに行っています。

今回はUnityでCardBoardを使ったVRのDemoをAndroidで動かしたお話をしたいと思います。

 

Background

住まいカンパニーではsuumoスコープなどVR利用が活発です。

suumoスコープとは9/1発行のSUUMO新築マンション(首都圏版)に付属していたCardBoardを使ったVRのことで、マンションの内観などをVRで見ることができます。

suumoスコープではthree.jsでVRを実現しています。 今回はアプリでのVRの実現方法として、Unity CardBoard SDKを使って簡単にsuumoスコープのようなVR環境を整える方法を紹介します。

公式ドキュメントをそのまま鵜呑みにして進めると古いEclipse用のプロジェクトが吐き出されたり、パッケージ名を入れないとエラーになったりと、罠にはまったのでそちらの対策もまとめてみました。

開発環境

  • Unity 5.3.1
  • AndroidStudio 2.0 preview

Unity側の設定

OS Xでの作業を前提とします。

他OSの方も大きな違いはないと思いますが、適時読み替えてください。

 

Unityをインストールしていない場合は以下からダウンロードしてください。

http://unity3d.com/jp/get-unity

インストール後、新規プロジェクト作成します。

CardBoardプロジェクト作成に必要なAssetsをダウンロードします。

次にCardBoard Demoプロジェクトをダウンロードします(「>unitypackage への直接リンク」を選択してください)。 f:id:recruit-sumai:20170131105942p:plain https://developers.google.com/cardboard/unity/download

ダウンロードが終わったら作成したプロジェクトにCardBoard用AssetsとDemoプロジェクト用Assetsをimportします。

Assets > Import Package > Custom Package…を選択してください。

まずCardBoard用AssetsをImportします。スクリーンショット_2016-01-07_13_02_08 次にDemo用AssetsをImportします。 f:id:recruit-sumai:20170131105947p:plain スクリーンショット_2016-01-07_13_02_14これでUnityにCardBoard用のDemoがImportされました。

PC画面で確認してみます。

右下のAssetsからCardboard > DemoScene > DemoSceneを選択して画面に四角が表示されることを確認しましょう。

いかがでしょうか、こんな感じになるのかなー?みたいな画面が表示されたと思います。

次はこれを実際に端末で見てみるためにAndroid用にビルドしてみましょう。

 

Android側の設定

UnityからAndroid用にBuildを行います。

File > Build Settings…を選択し、表示されたダイアログからAndroidを選択します。

 

「no android module loaded」と表示された方はAndroidビルド用のmoduleをダウンロードする必要があります。

https://unity3d.com/jp/get-unity/update

からダウンロードしましょう。

ダウンロードしたUnity Download Assistantを実行し、下記画面まで進み、必要なコンポーネントをダウンロードします。

今回はAndroidと(今後使うかもしれないので)iOSをダウンロードしてみます。

ダウンロード完了後、unityを再起動し、androidビルドができることを確認します。

今回はAndroidプロジェクトとして取得したいので、Exportを実行します。

途中、AndroidSDKの場所を聞かれたりしますが、適切に設定します。

また以下のダイアログが表示された場合

BuildダイアログのPlayer Settingsを押下し、UnityのInspector Viewから以下の設定を行います。

これでAndroid用プロジェクトが作成されました・・・が古いEclipse ADT用のプロジェクトが出力されます・・・。

AndroidStudio側でEclipse ADTのimportを行い、ビルドし実行すると

無事VR画面が表示されました!

弊社のスーモスコープで見てみるとより臨場感を感じられます!

 

開発環境さえ整えばVRの世界を感じられるので皆さんも是非お試しを!

 

参考

https://developers.google.com/cardboard/unity/get-started

http://ft-lab.ne.jp/cgi-bin-unity/wiki.cgi?page=unity_android_install